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2026/04/16-01 ブラジル サントス №2

UNZEN ROAST LOG

焙煎研究ノート

研究LOT:2026/04/16-01

時間をかけてじっくり火を入れ、2ハゼ後まで仕上げたブラジルNo.2の深煎り

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今回の焙煎を30秒で

今回の仕上がり深煎り
ひとことで

時間をかけてじっくり火を入れ、2ハゼ後まで仕上げたブラジルNo.2の深煎り

味への期待・実飲

実飲評価を準備中

プロファイル上で分かったこと

ブラジルNo.2を長時間かけて深煎りまで進行させたプロファイル。ABC比率はA37.4%、B29.6%、C33.0%で、前回2026/02/03のA35.7%、B28.1%、C36.2%と比較するとAとBが長く、C比率はやや短い。しかし総焙煎時間は15:58と長く、FC開始自体が10:42まで遅れている。SC後も1分間進行しているため、深い苦味とボディを得やすい反面、ロースト感や後味の重さが出る可能性がある

次回試すこと

改善案1としてAからBの総時間を短縮し、FCを9分30秒から10分程度へ前倒しする。改善案2としてFC前後の火力と排気変更を分散し、RoRの反発と急低下を抑える。改善案3として深煎りでもSC後30秒前後のDROPを比較し、SC後1分との甘さ、クリーンさ、苦味の質を比較する

数字で見る今回の焙煎

焙煎度深煎り
意味を見る

仕上がりの深さを表します。

Development33%
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1ハゼ開始から焙煎終了までが全体の何%かを表します。数値だけで良否は判断しません。

総焙煎時間15:58
意味を見る

投入からDROP(豆を排出して焙煎を終える)までの時間です。

総合評価7.5/10
意味を見る

実飲などの評価が入力されたロットのみ表示します。

Artisan焙煎プロファイル
このグラフの見方

横軸は時間、縦軸は温度です。BTは豆の温度、ETは焙煎機内の温度、RoRは温度上昇の勢い、FCは1ハゼ開始を表します。

全部を理解する必要はありません。最初は、豆の温度がどう上がり、1ハゼ後にどれくらい時間をかけて仕上げたかを見るだけでも十分です。

焙煎日2026/04/16
ステータス焙煎記録
焙煎度深煎り。SC開始後1:00、DROP228.0℃
総合スコア7.5/10

この焙煎について

約16分かけてゆっくりと焙煎を進め、1ハゼ後は火力を抑えながら排気を強めて深煎りへ。2ハゼ開始後も1分間進行させ、しっかりとしたボディと深いロースト感を狙った焙煎設計

基本データ

生豆重量228g

焙煎指標|Roast Indicators

VISUAL REFERENCE

上段は一般的な目安、各カード下段は雲仙麓珈琲で同じ豆を焙煎した過去記録です。どちらも品質の合否判定ではなく、今回値の位置を理解するための比較表示です。

記録上の焙煎度:深煎り

一般的な目安

Development Ratio33.0%
長め
短め
20〜25%参考帯
長め
10%35%
この数値から分かること

20〜25%の代表的参考帯より長めです。記録上は深煎り設計のため、他の指標と合わせて読みます。

20〜25%は広く知られる参考帯ですが、焙煎度・総時間・豆・焙煎機により適切な値は変わります。

雲仙麓珈琲の記録

今回値33%過去平均35%n=9過去範囲28.5%〜40.5%平均との差-2pt

一般的な目安

Development Time5:16
基準範囲超過
短め
比較の目安
長め
1:005:00
この数値から分かること

Ratioだけでなく、総焙煎時間・DROP・Agtron・重量減少率・実飲と合わせて読みます。

総焙煎時間15:58のうち、1ハゼ後を5:16使いました。 全体の33%です。

雲仙麓珈琲の記録

今回値5:16過去平均5:14n=9過去範囲3:34〜7:04平均との差+1.6秒

数字から見る今回の焙煎

Development20〜25%の代表的参考帯より長めです。記録上は深煎り設計のため、他の指標と合わせて読みます。

各指標の数値上の位置を並べたものです。美味しさや成功を判定するものではなく、最終判断には実飲評価を用います。

読み方 ▲が今回値 帯の名称は比較用の目安 Agtron以外は単独で浅煎り・深煎りを判定しない
基準値について

Agtron:SCA等で参照される焙煎色の代表値をもとに、サイト内で位置関係を理解するための参考帯として表示しています。呼称や境界はロースター等によって異なります。

重量減少率:浅煎り約12〜14%、中煎り約13〜16%、中深煎り約15〜18%、深煎り約17〜22%以上という重なりのある一般的参考範囲です。

Development Ratio:20〜25%は広く知られる代表的参考帯ですが、焙煎度・総時間・豆・焙煎機により適切な値は変わります。

温度・時間

投入温度176.8℃
TP温度81.8℃
DE温度150.3℃
FC開始温度195.5℃
FC終了温度212.0℃
SC開始温度224.0℃
DROP温度228.0℃
TP時間約1:04
DE時間5:58
FC開始時間10:42
FC終了時間12:52
FC継続時間2:10
SC開始時間14:58
SC後時間1:00
DROP時間15:58
Development Time5:16
Development Ratio33%

ABC焙煎メモ

雲仙麓珈琲では、焙煎をA・B・Cの3区間で記録しています。Aは「投入〜DE」、Bは「DE〜FC開始」、Cは「FC開始〜DROP」です。FC終了やSC開始も補助指標として記録し、Cフェーズ内の熱の入り方を検証します。

焙煎は大きく3つの工程で考えています

A|乾かす豆の水分を抜きながら、内部まで熱を届ける
B|甘さをつくる香ばしさや甘さのもとをつくる
C|味を仕上げる酸味・甘味・苦味・余韻を整える
A 37.4% B 29.6% C 33%
A投入〜DE乾燥・吸熱・内部昇温
BDE〜FC開始メイラード反応・甘さ形成
CFC開始〜DROP開発・余韻・焙煎度調整

ABC重点

長いAとBで内部まで熱を浸透させ、FC後も5分以上かけてSC以降まで進行させる深煎り設計

A|熱を入れる土台づくり

投入〜DE温度目安:176.8℃ → 150.3℃

時間:5:58比率:37.4%

目的:水分を抜きながら、豆の内部まで熱を入れる

投入からDEまで5:58をかけ、228gの豆に対して穏やかに熱を与えながら乾燥を進行させる

B|甘さと香ばしさの骨格づくり

DE〜FC開始温度目安:150.3℃ → 195.5℃

時間:4:44比率:29.6%

目的:メイラード反応で甘さと香ばしさを形成する区間

DEからFCまで4:44を確保し、メイラード反応を長く取って甘さとボディの土台を形成する

C|味わいの仕上げ

FC開始〜DROP温度目安:195.5℃ → 228.0℃

時間:5:16比率:33%FC継続:2:10SC後:1:00

目的:酸味・甘味・苦味・余韻を最終調整する区間

FC終了温度:212.0℃FC終了時間:12:52SC開始温度:224.0℃SC開始時間:14:58

FCからDROPまで5:16を確保し、FC後に排気を強めながらSC開始後1分まで進行して深いロースト感とボディを形成する

今回の狙い

Aを約6分確保して乾燥を十分に進め、Bを4:44かけて穏やかにFCへ接続。Cでは火力を段階的に落とし排気を強めながらSCまで進行し、深煎りのボディと苦味を形成する設計

ABC結果

A37.4%、B29.6%、C33.0%の比較的均等な構成だが、絶対時間では全フェーズが長い。今回の狙いは低めの進行速度で内部まで熱を通し、SC後まで進めて深煎りのボディと苦味を形成することと考えられる。実際にはFC10:42、DROP15:58となり、深煎りとしても長い熱履歴となった。味への影響として酸味は抑えられ、重いボディと苦味が期待できる一方、長時間焙煎による香味の平坦化やロースト感の増加が懸念される

次回仮説

228gという少量焙煎ではA5:58、FC10:42はやや長いため、投入後からDEまでの熱量をわずかに高め、Aを5分前後、FCを9分30秒から10分程度へ前倒しする。その上でCを4分前後から4分30秒程度に短縮し、SC直後から30秒程度でDROPすれば、深煎りのボディを維持しながら甘さとクリーンさを改善できる可能性がある

環境

外気温22℃
天候sunny

RoR分析

豆温RoRは全体として大局的には右肩下がりだが、滑らかな単調減少ではない。FC直前はRoRがやや持ち直した状態でFCへ入り、FC開始直後に一時的な上昇が見られるため軽度のフリック傾向がある。その後はFC中盤から明確に下降し、FC終了付近では低下が進む。FC終了後は排気4.5への増加とガス2.0への低下が重なり、SCに向けてRoRが低位まで減衰している。SC直前からDROPまでは低RoRで進行し、大きな終盤フリックは確認できない。一方、FC開始後5:16、SC後1:00という長い熱履歴から、熱量過多というより低い熱量で長時間開発する傾向が強い。酸味と明るさを減少させ、ボディ、苦味、ロースト感を強める一方、甘さの立体感や後味のクリーンさを失う可能性がある

焙煎メモ

火力メモ

投入時からガス4.0で進行し、約7:10で3.5、約8:50で3.0、約10:35で2.5、約13:35で2.0へ段階的に低下。FC開始直前に2.5へ下げ、FC後もしばらく維持した後、FC終了後に2.0へ下げている

排気メモ

投入時は排気2.5。FC付近の約11:10で排気3.5へ増加し、約13:50で排気4.5へ増加してDROPまで維持

異常・気づき

228g投入。DE5:58、FC10:42、FC終了12:52、SC14:58、DROP15:58。A5:58、B4:44、C5:16の長時間型プロファイル。SC開始後1:00まで進行し、228.0℃でDROPしている。FC後は排気を段階的に強めながら火力を下げ、2ハゼ領域を1分間進行させた深煎り設計

総評

総評コメント

ブラジルNo.2を長時間かけて深煎りまで進行させたプロファイル。ABC比率はA37.4%、B29.6%、C33.0%で、前回2026/02/03のA35.7%、B28.1%、C36.2%と比較するとAとBが長く、C比率はやや短い。しかし総焙煎時間は15:58と長く、FC開始自体が10:42まで遅れている。SC後も1分間進行しているため、深い苦味とボディを得やすい反面、ロースト感や後味の重さが出る可能性がある

次回改善

改善案1としてAからBの総時間を短縮し、FCを9分30秒から10分程度へ前倒しする。改善案2としてFC前後の火力と排気変更を分散し、RoRの反発と急低下を抑える。改善案3として深煎りでもSC後30秒前後のDROPを比較し、SC後1分との甘さ、クリーンさ、苦味の質を比較する

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