UNZEN ROAST LOG
焙煎研究ノート
研究LOT:未記載
親豆:735

基本データ
温度・時間
ABC焙煎メモ
雲仙麓珈琲では、焙煎をA・B・Cの3区間で記録しています。Aは「投入〜DE」、Bは「DE〜FC開始」、Cは「FC開始〜DROP」です。FC終了やSC開始も補助指標として記録し、Cフェーズ内の熱の入り方を検証します。
ABC重点
Bフェーズの熱量設計とFC前後のRoR安定性検証
A|熱を入れる土台づくり
投入〜DE温度目安:190.8℃ → 178.3℃
目的:水分を抜きながら、豆の内部まで熱を入れる
B|甘さと香ばしさの骨格づくり
DE〜FC開始温度目安:178.3℃ → 214.0℃
目的:メイラード反応で甘さと香ばしさを形成する区間
C|味わいの仕上げ
FC開始〜DROP温度目安:214.0℃ → 214.0℃
目的:酸味・甘味・苦味・余韻を最終調整する区間
今回の狙い
Aで十分なエネルギーを投入し、
Bで穏やかな乾燥~メイラード進行、
Cを極短時間で終了する浅煎り設計と推定
ABC結果
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A長め、B長め、C極短という構成。
「香りと酸を残す浅煎り設計」になっているが、
Cフェーズが短すぎるため甘さ不足や
青さのリスクを抱える。
次回仮説
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同条件で開発時間を60~75秒へ延長すると、
酸質を維持しながら甘さと余韻が向上する可能性が高い。
環境
カッピング評価
焙煎メモ
火力メモ
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ガス操作履歴は画像から判読困難。
ただしRoRの大きな上下から、
Bフェーズで複数回の火力調整があった可能性。
排気メモ
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排気操作履歴は不明。
FC前後のRoR変動を見る限り、
排気変化または熱蓄積の影響が推定される。
異常・気づき
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DEまで長め。
DE後は比較的穏やかに推移するが、
RoRが安定した下降線にならず波打つ。
FC後42秒で排出。
総評
総評コメント
>
この焙煎は「香りを最大限残す浅煎り設計」としては成立している。
しかしABC理論視点では
Bフェーズ中のRoR変動が大きく、
熱の流れがやや不安定。
また開発率5.6%はかなり攻めた設定であり、
甘さ形成よりも酸質保持を優先したプロファイル。
研究焙煎として価値は高いが、
商品化視点では甘さ不足の可能性がある。
次回改善
- 優先度① FC後60〜75秒まで延長し甘さの変化を比較
- 優先度② DE〜FCのRoRを右肩下がりに整える
- 優先度③ Bフェーズの火力変更回数を減らす
- 優先度④ FC前のRoR落ち込みを抑制する
- 優先度⑤ 同条件で開発率8〜10%を比較検証する