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2026/01/03-01 ブラジル サントス №2

UNZEN ROAST LOG

焙煎研究ノート

研究LOT:2026/01/03-01

親豆:733

甘さとコクを両立した深煎り

Artisan焙煎プロファイル
焙煎日2026/01/03
ステータス完了
焙煎度深煎り
総合スコア8.8/10

この焙煎について

長いメイラード反応と十分な発達時間により、チョコレートのような甘さと重厚なコクを引き出した深煎りプロファイル。

基本データ

温度・時間

投入温度177.0℃
TP温度83.3℃
DE温度150.6℃
FC開始温度199.3℃
FC終了温度207.0℃
SC開始温度223.7℃
DROP温度228.0℃
TP時間推定 1:10前後
DE時間5:20
FC開始時間10:56
FC終了時間12:30
FC継続時間1:34
SC開始時間16:06
SC後時間0:52
DROP時間16:58
Development Time6:02
Development Ratio35.6%

ABC焙煎メモ

雲仙麓珈琲では、焙煎をA・B・Cの3区間で記録しています。Aは「投入〜DE」、Bは「DE〜FC開始」、Cは「FC開始〜DROP」です。FC終了やSC開始も補助指標として記録し、Cフェーズ内の熱の入り方を検証します。

A投入〜DE乾燥・吸熱・内部昇温
BDE〜FC開始メイラード反応・甘さ形成
CFC開始〜DROP開発・余韻・焙煎度調整

ABC重点

BとCの両立による深煎り品質向上

A|熱を入れる土台づくり

投入〜DE温度目安:177.0℃ → 150.6℃

時間:5:20比率:31.4%

目的:水分を抜きながら、豆の内部まで熱を入れる

十分な乾燥と均一な内部昇温による土台形成

B|甘さと香ばしさの骨格づくり

DE〜FC開始温度目安:150.6℃ → 199.3℃

時間:5:36比率:33%

目的:メイラード反応で甘さと香ばしさを形成する区間

メイラード反応を長く確保し甘さと厚みを形成

C|味わいの仕上げ

FC開始〜DROP温度目安:199.3℃ → 228.0℃

時間:6:02比率:35.6%FC継続:1:34SC後:0:52

目的:酸味・甘味・苦味・余韻を最終調整する区間

FC終了温度:207.0℃FC終了時間:12:30SC開始温度:223.7℃SC開始時間:16:06

深煎りらしいボディと余韻を形成しながら内部発達を完了させる

今回の狙い

メイラード反応を十分に進めつつ、長めのCで内部発達を完了させる深煎り設計

ABC結果

A31.4%、B33.0%、C35.6%とABCの配分が非常に均衡している。特にBフェーズが長く、甘さ形成に有利な構成。Cも6分以上確保されており、深煎りらしいボディと発達が期待できる。

次回仮説

現在のABC比率は完成度が高い。今後は比率を大きく変えず、FC後の熱量制御のみ調整することでクリーンさと甘さの向上が期待できる。

環境

天候sunny

カッピング評価

香り8.5
酸味4.0
甘み8.8
コク9.2
後味8.8

実飲コメント

推定。チョコレート、ビターキャラメル、ローストナッツ主体。酸味は穏やかで重厚なボディ。後味に甘苦い余韻が長く残る深煎りプロファイル。

RoR分析

全体として右肩下がり基調。中盤以降は比較的滑らかな減衰を維持している。FC直前に軽度クラッシュ傾向があるが大きくはない。FC後は増火の影響でRoRが持ち直し、終盤に軽微なフリック傾向を示す。SC前後は安定しており暴走は見られない。熱量不足はなく、深煎り向けの十分な熱量を確保できている。

焙煎メモ

火力メモ

ガス4.0スタート。DEまで4.0維持。DE以降3.5→3.0→2.5→2.0へ段階減火。FC後に2.5へ一時増火。その後2.0→1.5へ減火。

排気メモ

排気2.5スタート。中盤まで維持。FC以降も大きな変更は少ないと推定。

異常・気づき

DE5:20。FC開始10:56。FC終了12:30。FC継続1:34。SC開始16:06。SC開始後52秒でDROP。総焙煎時間16:58。深煎り領域まで十分に発達。

総評

総評コメント

A31.4%、B33.0%、C35.6%と非常にバランスが良い構成。Aで十分な乾燥を行い、Bを長く確保することでメイラード反応を深めている。Cも35.6%確保しながらSC後52秒でDROPしており、深煎りでありながら甘さを残しやすい設計となっている。

次回改善

FC後の増火量を微調整し終盤フリックをさらに抑制する。SC後30秒、60秒比較で最適な苦味と甘さのバランスを検証する。Bフェーズを維持したままCの熱量制御を最適化する。

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