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2026/07/29-01 ブラジル サントス No.2

UNZEN ROAST LOG

焙煎研究ノート

研究LOT:2026/07/29-01

中深煎りで甘さとコクを重視したプロファイル。

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今回の焙煎を30秒で

今回の仕上がり中深煎り
ひとことで

中深煎りで甘さとコクを重視したプロファイル。

味への期待・実飲

実飲未評価

プロファイル上で分かったこと

ABC配分は概ね良好。FC後の熱量維持も適切で、中深煎りらしいボディと甘さが期待される。RoRの細かな乱れは終盤の火力操作と表示仕様の双方が影響している可能性がある。

次回試すこと

FC前後のRoRをさらに滑らかにし、終盤のフリック低減を検証する。

数字で見る今回の焙煎

焙煎度中深煎り
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仕上がりの深さを表します。

Agtron48.5
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焙煎色を数値化したもの。粉の実測値がある場合は粉を優先し、一般に数字が小さいほど深煎り寄りです。

重量減少率17.3%
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焙煎前からどれくらい重量が減ったかを表します。

Development29%
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1ハゼ開始から焙煎終了までが全体の何%かを表します。数値だけで良否は判断しません。

総焙煎時間12:38
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投入からDROP(豆を排出して焙煎を終える)までの時間です。

総合評価8.8/10
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実飲などの評価が入力されたロットのみ表示します。

Artisan焙煎プロファイル
このグラフの見方

横軸は時間、縦軸は温度です。BTは豆の温度、ETは焙煎機内の温度、RoRは温度上昇の勢い、FCは1ハゼ開始を表します。

全部を理解する必要はありません。最初は、豆の温度がどう上がり、1ハゼ後にどれくらい時間をかけて仕上げたかを見るだけでも十分です。

焙煎日2026/07/29
ステータス焙煎完了
焙煎度中深煎り(Full City〜Full City+相当)
総合スコア8.8/10

この焙煎について

長めの乾燥と十分なメイラード反応を経て、SC開始後24秒でドロップ。重量減少率17.3%でボディと甘さを狙った焙煎。

基本データ

生豆重量300g
焙煎後重量248.0g
減量率17.3%
歩留まり82.7%

焙煎色|Agtron

COFFMETER A1

豆の表面色と粉砕後の色を数値で記録し、焙煎プロファイル・重量減少率・実飲結果とあわせて検証します。

差 = 粉 − 豆
WHOLE BEAN 48.5 豆 中央値
豆 実測値 47.7 / 51.1 / 45.7 / 49.3

豆と粉の差は、豆の表面と内部の色の違いを見る研究上の補助指標です。差が小さいことだけで均一性や品質を断定しません。Agtron値も単独で品質を判定するものではありません。

焙煎指標|Roast Indicators

VISUAL REFERENCE

上段は一般的な目安、各カード下段は雲仙麓珈琲で同じ豆を焙煎した過去記録です。どちらも品質の合否判定ではなく、今回値の位置を理解するための比較表示です。

記録上の焙煎度:中深煎り

一般的な目安

Agtron|豆48.5
Full City
Light
Cinnamon
Medium
High
City
Full City
French
Italian
10020
この数値から分かること

Full City付近の深い色調です。

値が大きいほど浅く、小さいほど深い色調です。粉の実測値がある場合は粉を主要マーカーにしています。

8段階の代表値とおおよその位置関係
95 Light|浅い85 Cinnamon|浅め75 Medium|中浅煎り寄り65 High|中煎り寄り55 City|中深煎り寄り45 Full City|深煎り寄り35 French|かなり深い25 Italian|非常に深い

伝統的な呼称と雲仙麓珈琲の商品分類は同一ではなく、おおよその位置関係です。

雲仙麓珈琲の記録

比較できる過去データがまだ少ないため、平均値は表示していません。(有効データ n=1)

一般的な目安

重量減少率17.3%
中深
浅め
中程度
中深
深め
10%24%
この数値から分かること

一般的には中深〜深煎りで見られやすい重量減少域です。

範囲は重なります。生豆水分・密度・精製・焙煎機・投入量・時間でも変わる一般的な参考表示です。

雲仙麓珈琲の記録

今回値17.3%過去平均17.9%n=5過去範囲17.1%〜18.6%平均との差-0.6pt

一般的な目安

Development Ratio29.0%
長め
短め
20〜25%参考帯
長め
10%35%
この数値から分かること

20〜25%の代表的参考帯より長めです。記録上は中深煎り設計のため、他の指標と合わせて読みます。

20〜25%は広く知られる参考帯ですが、焙煎度・総時間・豆・焙煎機により適切な値は変わります。

雲仙麓珈琲の記録

今回値29%過去平均35.5%n=9過去範囲28.5%〜40.5%平均との差-6.5pt

一般的な目安

Development Time3:40
長め
短め
比較の目安
長め
1:005:00
この数値から分かること

Ratioだけでなく、総焙煎時間・DROP・Agtron・重量減少率・実飲と合わせて読みます。

総焙煎時間12:38のうち、1ハゼ後を3:40使いました。 全体の29%です。

雲仙麓珈琲の記録

今回値3:40過去平均5:25n=9過去範囲3:34〜7:04平均との差-105.1秒

数字から見る今回の焙煎

色調Full City付近の深い色調です。 重量減少一般的には中深〜深煎りで見られやすい重量減少域です。 Development20〜25%の代表的参考帯より長めです。記録上は中深煎り設計のため、他の指標と合わせて読みます。

各指標の数値上の位置を並べたものです。美味しさや成功を判定するものではなく、最終判断には実飲評価を用います。

読み方 ▲が今回値 帯の名称は比較用の目安 Agtron以外は単独で浅煎り・深煎りを判定しない
基準値について

Agtron:SCA等で参照される焙煎色の代表値をもとに、サイト内で位置関係を理解するための参考帯として表示しています。呼称や境界はロースター等によって異なります。

重量減少率:浅煎り約12〜14%、中煎り約13〜16%、中深煎り約15〜18%、深煎り約17〜22%以上という重なりのある一般的参考範囲です。

Development Ratio:20〜25%は広く知られる代表的参考帯ですが、焙煎度・総時間・豆・焙煎機により適切な値は変わります。

温度・時間

投入温度131.8℃
TP温度87.7℃
DE温度150.5℃
FC開始温度197.6℃
FC終了温度214.3℃
SC開始温度223.0℃
DROP温度224.0℃
TP時間1:00
DE時間5:14
FC開始時間8:58
FC終了時間10:50
FC継続時間1:52
SC開始時間12:14
SC後時間0:24
DROP時間12:38
Development Time3:40
Development Ratio29%

ABC焙煎メモ

雲仙麓珈琲では、焙煎をA・B・Cの3区間で記録しています。Aは「投入〜DE」、Bは「DE〜FC開始」、Cは「FC開始〜DROP」です。FC終了やSC開始も補助指標として記録し、Cフェーズ内の熱の入り方を検証します。

焙煎は大きく3つの工程で考えています

A|乾かす豆の水分を抜きながら、内部まで熱を届ける
B|甘さをつくる香ばしさや甘さのもとをつくる
C|味を仕上げる酸味・甘味・苦味・余韻を整える
A 41.4% B 29.6% C 29%
A投入〜DE乾燥・吸熱・内部昇温
BDE〜FC開始メイラード反応・甘さ形成
CFC開始〜DROP開発・余韻・焙煎度調整

ABC重点

Cフェーズの熱量維持

A|熱を入れる土台づくり

投入〜DE温度目安:131.8℃ → 150.5℃

時間:5:14比率:41.4%

目的:水分を抜きながら、豆の内部まで熱を入れる

十分な乾燥

B|甘さと香ばしさの骨格づくり

DE〜FC開始温度目安:150.5℃ → 197.6℃

時間:3:44比率:29.6%

目的:メイラード反応で甘さと香ばしさを形成する区間

メイラード反応による甘味形成

C|味わいの仕上げ

FC開始〜DROP温度目安:197.6℃ → 224.0℃

時間:3:40比率:29%FC継続:1:52SC後:0:24

目的:酸味・甘味・苦味・余韻を最終調整する区間

FC終了温度:214.3℃FC終了時間:10:50SC開始温度:223.0℃SC開始時間:12:14

ボディと甘さを伸ばしつつ過度なロースト感を防ぐ

今回の狙い

十分な乾燥とメイラード反応を確保し、Cで甘さとボディを構築する設計。

ABC結果

Aを長めに確保し、B・Cとも約30%でバランス良く推移。Jake HuのABC理論に概ね沿った構成。

次回仮説

FC前のRoRをもう少し滑らかにすると、甘さとクリーンさがさらに向上する可能性がある。

環境

外気温35.4℃
湿度50%
天候sunny

カッピング評価

香り
8.5
酸味
7.5
甘み
8.5
コク
9.0
後味
8.5

実飲コメント

実飲未評価

RoR分析

全体として右肩下がり傾向。FC付近で軽度のフリックが見られるが大きな暴れではない。200℃以降はArtisanの1℃表示切替の影響を受けRoR変動が大きく見える可能性がある。SC前後も急激なクラッシュは認めず終盤まで熱量は維持できている。

焙煎メモ

火力メモ

投入後ガス1.0から開始。TP後4.0→5.0へ増加。その後3.5→3.0→2.5→2.0→1.5→1.0へ段階的に減火。

排気メモ

排気2.5開始。FC前4.0へ変更。終盤4.5。

異常・気づき

TPは1:00と低め。DEまで十分な乾燥時間を確保。FC開始後も穏やかに熱を加え、SC開始24秒後にドロップ。重量減少率17.3%で中深煎りとして妥当。

総評

総評コメント

ABC配分は概ね良好。FC後の熱量維持も適切で、中深煎りらしいボディと甘さが期待される。RoRの細かな乱れは終盤の火力操作と表示仕様の双方が影響している可能性がある。

次回改善

FC前後のRoRをさらに滑らかにし、終盤のフリック低減を検証する。

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