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2026/07/29-01 インドネシア マンデリン G1 トバ

UNZEN ROAST LOG

焙煎研究ノート

研究LOT:2026/07/29-01

親豆:761

ガス切れの影響を評価する検証ロット。

Artisan焙煎プロファイル
焙煎日2026/07/29
ステータスガス切れ発生(検証ロット)
焙煎度深煎り
総合スコア6.8/10

この焙煎について

DROP223℃、重量減少率17.5%、豆Agtron中央値46.8。FC前後でガス切れによるRoRクラッシュが発生したため、基準プロファイルではなく熱量不足が品質へ与える影響を確認するための比較データとして記録する。

基本データ

生豆重量400g
焙煎後重量330g
減量率17.5%
歩留まり82.5%

焙煎色|Agtron

COFFMETER A1

豆の表面色と粉砕後の色を数値で記録し、焙煎プロファイル・重量減少率・実飲結果とあわせて検証します。

差 = 粉 − 豆
WHOLE BEAN 46.8 豆 中央値
豆 実測値 47.0 / 46.6 / 46.4 / 49.0

Agtron値は焙煎色の客観的な記録として使用し、単独で品質や内部の火通りを判定するものではありません。

温度・時間

投入温度164.6℃
TP温度84.4℃
DE温度150.2℃
FC開始温度194.7℃
FC終了温度205.0℃
SC開始温度219.0℃
DROP温度223.0℃
TP時間約1:20(推定)
DE時間5:12
FC開始時間11:08
FC終了時間13:08
FC継続時間2:00
SC開始時間15:36
SC後時間1:00
DROP時間16:36
Development Time5:28
Development Ratio32.9%

ABC焙煎メモ

雲仙麓珈琲では、焙煎をA・B・Cの3区間で記録しています。Aは「投入〜DE」、Bは「DE〜FC開始」、Cは「FC開始〜DROP」です。FC終了やSC開始も補助指標として記録し、Cフェーズ内の熱の入り方を検証します。

A投入〜DE乾燥・吸熱・内部昇温
BDE〜FC開始メイラード反応・甘さ形成
CFC開始〜DROP開発・余韻・焙煎度調整

ABC重点

ガス切れがABC後半へ与えた影響の検証

A|熱を入れる土台づくり

投入〜DE温度目安:164.6℃ → 150.2℃

時間:5:12比率:31.3%

目的:水分を抜きながら、豆の内部まで熱を入れる

均一乾燥と内部昇温

B|甘さと香ばしさの骨格づくり

DE〜FC開始温度目安:150.2℃ → 194.7℃

時間:5:56比率:35.7%

目的:メイラード反応で甘さと香ばしさを形成する区間

メイラード反応を十分進行させ甘さを形成

C|味わいの仕上げ

FC開始〜DROP温度目安:194.7℃ → 223.0℃

時間:5:28比率:32.9%FC継続:2:00SC後:1:00

目的:酸味・甘味・苦味・余韻を最終調整する区間

FC終了温度:205.0℃FC終了時間:13:08SC開始温度:219.0℃SC開始時間:15:36

FC後の熱量を維持しながらボディを形成する設計だったが、ガス切れにより計画どおり進行しなかった。

今回の狙い

A・Bで十分な熱を蓄え、Cでマンデリンらしい甘さとボディを形成する設計だったが、C前半で熱量不足が発生した。

ABC結果

時間比率は理想的だが、Cフェーズ前半で熱量不足が発生したため、ABC理論どおりの熱履歴にはなっていない。

次回仮説

ガス切れを解消し、FC以降もRoRを滑らかな右肩下がりに維持できれば、同じABC比率でもより甘さ・透明感・再現性の向上が期待できる。

環境

外気温36.6℃
湿度47%
天候sunny

カッピング評価

香り評価保留
酸味評価保留
甘み評価保留
コク評価保留
後味評価保留

実飲コメント

実飲未評価

RoR分析

全体として右肩下がりを維持できていない。FC前後で明確なRoRクラッシュが発生し、その後再上昇している。200℃付近はArtisan表示仕様によるRoR変動を考慮する必要があるが、本プロファイルはガス切れによる熱量不足の影響が大きいと考えられる。プロファイル評価では改善が必要なポイントである。

焙煎メモ

火力メモ

ガス切れが発生。投入後は段階的に減火したが、FC前後から十分な熱量を維持できずRoRが大きく低下。その後ガス復帰に伴いRoRが持ち直した。

排気メモ

排気2.5→4.0→4.5へ段階変更。

異常・気づき

FC前後で熱量不足が発生し、RoRクラッシュ後に回復する挙動となった。SC開始後約1分でDROP。重量減少率17.5%。

総評

総評コメント

DROP温度・重量減少率・Agtron値は狙いの深煎り域に到達しているが、FC前後のガス切れによりRoRが乱れたため、焙煎品質の評価は限定的。実飲で許容できる品質か確認が必要。

次回改善

ガス切れを防止した状態で同条件を再現し、RoRをFC以降も滑らかな右肩下がりに維持できるか検証する。今回のAgtron中央値46.8との比較を行う。

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