【焙煎者の実飲】苦味と香り、甘みのバランスが良いと感じたロットです。2ハゼ開始から36秒で排出しました。次回は30秒を基準に比較します。焙煎度は工程から深煎り方向と暫定評価し、実測・計算・AI仮説を区別して記録しています。
UNZEN ROAST LOG
焙煎研究ノート
研究LOT:2026/09/17-03
【焙煎者の実飲】苦味と香り、甘みのバランスが良いと感じたサントス。2ハゼ開始から36秒で仕上げました。
START HERE
今回の焙煎を30秒で
【焙煎者の実飲】苦味と香り、甘みのバランスが良いと感じたサントス。2ハゼ開始から36秒で仕上げました。
【ユーザー実飲原文】苦味と香り、甘みのバランスが良い。2ハゼ以降の時間は30秒を基準に前後して、よりよい味を求めていきたい。
【総合評価】今回の実飲でバランスの良さが確認でき、次回比較の基準にできるロット。良かった点はTP後のBT上昇、SC後36秒という明確な終点、重量・Agtron・実飲がそろったこと。気になる点はFC中のRoR変動とAgtron差-4.4の測定条件。いずれも味の欠陥とは断定しない。【AI予測】工程は苦味・ロースト香の方向を示すが、具体的な香味、酸味、後味は未確認。深煎り方向の暫定評価で、Agtron尺度不明のため厳密な階級は確定しない。過去7/17-01は同商品500g、SC後22秒、Development3:34だが実飲未入力。7/29-01は300g・実飲未評価。過去AI予測やスコアを実飲として引用しない。
【ユーザーの意向に沿うAI提案】今回36秒を比較基準とし、次回はSC開始から30秒で排出。豆・投入500g・SCまでの操作をなるべく固定し、排出温度・色・重量は結果として記録する。30秒と227℃を同時に固定しない。同じ焙煎後日数・抽出比・挽き目・湯温で、苦味の刺激、香り、甘みと冷めた後のバランスを比較。Agtron測定条件もそろえる。
数字で見る今回の焙煎
意味を見る
仕上がりの深さを表します。
意味を見る
焙煎色を数値化したもの。粉の実測値がある場合は粉を優先し、一般に数字が小さいほど深煎り寄りです。
意味を見る
焙煎前からどれくらい重量が減ったかを表します。
意味を見る
1ハゼ開始から焙煎終了までが全体の何%かを表します。数値だけで良否は判断しません。
意味を見る
投入からDROP(豆を排出して焙煎を終える)までの時間です。

このグラフの見方
横軸は時間、縦軸は温度です。BTは豆の温度、ETは焙煎機内の温度、RoRは温度上昇の勢い、FCは1ハゼ開始を表します。
全部を理解する必要はありません。最初は、豆の温度がどう上がり、1ハゼ後にどれくらい時間をかけて仕上げたかを見るだけでも十分です。
この焙煎について
【焙煎者の実飲】苦味・香り・甘みのバランスが良いという評価です。【画像記録・計算】500gから414g、総時間13:26、排出227℃、重量減少17.2%。色の実測中央値は豆48.2、粉43.8(各3件)。【AI分析】工程上は深煎り方向と暫定評価。具体的な香味や酸味の強さは未確認です。次回は2ハゼ後30秒を基準に、同じ条件でバランスの変化を確かめます。
基本データ
焙煎色|Agtron
豆の表面色と粉砕後の色を数値で記録し、焙煎プロファイル・重量減少率・実飲結果とあわせて検証します。
豆と粉の差は、豆の表面と内部の色の違いを見る研究上の補助指標です。差が小さいことだけで均一性や品質を断定しません。Agtron値も単独で品質を判定するものではありません。
焙煎指標|Roast Indicators
上段は一般的な目安、各カード下段は雲仙麓珈琲で同じ豆を焙煎した過去記録です。どちらも品質の合否判定ではなく、今回値の位置を理解するための比較表示です。
一般的な目安
Full City付近の深い色調です。
値が大きいほど浅く、小さいほど深い色調です。粉の実測値がある場合は粉を主要マーカーにしています。
8段階の代表値とおおよその位置関係
伝統的な呼称と雲仙麓珈琲の商品分類は同一ではなく、おおよその位置関係です。
雲仙麓珈琲の記録
比較できる過去データがまだ少ないため、平均値は表示していません。(有効データ n=1)
一般的な目安
一般的には中深〜深煎りで見られやすい重量減少域です。
範囲は重なります。生豆水分・密度・精製・焙煎機・投入量・時間でも変わる一般的な参考表示です。
雲仙麓珈琲の記録
一般的な目安
20〜25%の代表的参考帯より長めです。記録上はdark設計のため、他の指標と合わせて読みます。
20〜25%は広く知られる参考帯ですが、焙煎度・総時間・豆・焙煎機により適切な値は変わります。
雲仙麓珈琲の記録
一般的な目安
Ratioだけでなく、総焙煎時間・DROP・Agtron・重量減少率・実飲と合わせて読みます。
総焙煎時間13:26のうち、1ハゼ後を4:32使いました。 全体の33.7%です。
雲仙麓珈琲の記録
数字から見る今回の焙煎
各指標の数値上の位置を並べたものです。美味しさや成功を判定するものではなく、最終判断には実飲評価を用います。
基準値について
Agtron:SCA等で参照される焙煎色の代表値をもとに、サイト内で位置関係を理解するための参考帯として表示しています。呼称や境界はロースター等によって異なります。
重量減少率:浅煎り約12〜14%、中煎り約13〜16%、中深煎り約15〜18%、深煎り約17〜22%以上という重なりのある一般的参考範囲です。
Development Ratio:20〜25%は広く知られる代表的参考帯ですが、焙煎度・総時間・豆・焙煎機により適切な値は変わります。
温度・時間
ABC焙煎メモ
雲仙麓珈琲では、焙煎をA・B・Cの3区間で記録しています。Aは「投入〜DE」、Bは「DE〜FC開始」、Cは「FC開始〜DROP」です。FC終了やSC開始も補助指標として記録し、Cフェーズ内の熱の入り方を検証します。
焙煎は大きく3つの工程で考えています
ABC重点
C
A|熱を入れる土台づくり
投入〜DE温度目安:187.6℃ → 150.2℃
目的:水分を抜きながら、豆の内部まで熱を入れる
【計算】投入〜DE5:10、38.5%。TP82.3℃からDE150.2℃へ回復。時間だけで乾燥の十分さを断定しない。
B|甘さと香ばしさの骨格づくり
DE〜FC開始温度目安:150.2℃ → 193.2℃
目的:メイラード反応で甘さと香ばしさを形成する区間
【計算】DE〜FCs3:44、27.8%。150.2→193.2℃。特定の甘味成分の形成量は画像では不明。
C|味わいの仕上げ
FC開始〜DROP温度目安:193.2℃ → 227.0℃
目的:酸味・甘味・苦味・余韻を最終調整する区間
【計算】FCs〜DROP4:32、33.7%。SC後36秒。比率だけで過多・最適とせず、今回の実飲を基準に終点の変更を比較する。
今回の狙い
今回の事前の狙いは未入力。【ユーザーが明示した今後の方向性】2ハゼ後30秒を基準に前後して、よりよい味を探す。【AIの工程解釈】SC後36秒まで進めた深煎り方向。
ABC結果
A310秒+B224秒+C272秒=806秒(13:26)。表示比率38.5+27.8+33.7=100.0%。C=Development4:32。Δ温度DE−TP67.9℃、FCs−DE43.0℃、DROP−FCs33.8℃。比率は味の優劣を直接示す指標ではない。
次回仮説
【AI仮説】SC後を36秒から30秒へ短縮すると、苦味の質が変わり、香りと甘みのバランスが改善する可能性がある。改善は未確認。今回36秒の実飲と同条件で比較し、差が曖昧なら再現試験を行う。
環境
実飲コメント
【ユーザー実飲原文】苦味と香り、甘みのバランスが良い。2ハゼ以降の時間は30秒を基準に前後して、よりよい味を求めていきたい。
RoR分析
【AIによる画像解釈】BTはTP後から排出まで上昇。ΔBTは全体として低下し、FC中に上下、FCe付近へ低下した後は低い水準で推移する。原ログ・取得周期・計算窓・平滑化が未確認なので、波形だけでクラッシュ等の欠陥や味の原因を断定しない。次回は原ログと表示設定を保存して比較する。
焙煎メモ
火力メモ
【画像概算】ガス1→5(約1:30)→4(約2:30)→3.5(約6:40)→3(約7:10)→2.5(約9:35)→2(約10:20)。時刻は目盛りからの概算で、原ログの操作記録ではない。
排気メモ
【画像概算】排気2.5→3.5(約8:35)→4.5(約12:25)。目盛りを実風量へ換算しない。
異常・気づき
【画像記録と計算】17:14焙煎、500→414g。重量減少86g、17.2%。FCs8:54、FCe10:54、SCs12:50、DROP13:26/227℃。SC後36秒。Agtron豆3件中央値48.2(幅1.2)、粉3件中央値43.8(幅2.5)、粉−豆=-4.4。値を入れ替えず記録。測定尺度・モード・校正・粉の粒度と充填条件は未確認。414gの選別前後は未確認。
総評
総評コメント
【総合評価】今回の実飲でバランスの良さが確認でき、次回比較の基準にできるロット。良かった点はTP後のBT上昇、SC後36秒という明確な終点、重量・Agtron・実飲がそろったこと。気になる点はFC中のRoR変動とAgtron差-4.4の測定条件。いずれも味の欠陥とは断定しない。【AI予測】工程は苦味・ロースト香の方向を示すが、具体的な香味、酸味、後味は未確認。深煎り方向の暫定評価で、Agtron尺度不明のため厳密な階級は確定しない。過去7/17-01は同商品500g、SC後22秒、Development3:34だが実飲未入力。7/29-01は300g・実飲未評価。過去AI予測やスコアを実飲として引用しない。
次回改善
【ユーザーの意向に沿うAI提案】今回36秒を比較基準とし、次回はSC開始から30秒で排出。豆・投入500g・SCまでの操作をなるべく固定し、排出温度・色・重量は結果として記録する。30秒と227℃を同時に固定しない。同じ焙煎後日数・抽出比・挽き目・湯温で、苦味の刺激、香り、甘みと冷めた後のバランスを比較。Agtron測定条件もそろえる。
参照:Artisan公式 Curves(RoRの計算・表示設定)、Münchowほか2020(焙煎色と時間を分けた官能研究)。研究条件は今回とは異なり、今回の味を実証する資料ではありません。過去の同豆記録7/17-01は実飲未入力、7/29-01は300g・実飲未評価のため、味の優劣は比較していません。